ランニングコスト

電気代と消耗品だけじゃない!
ランニングコストの意外な落し穴

看板におけるランニングコストというと、まずは電飾看板の電気代を思い浮かべます。
確かに後の電気代を意識した電飾選びはとても重要ですが、ランプの交換など消耗品の事も考えなければなりません。

例えば毎日12時間点灯の25日営業だとした場合。
年間で3600時間の点灯となり、5年間では18000時間です。
光源の種類がレフライトだった場合、約2000時間毎の交換が必要になりますので5年間で9回も交換する必要があります。
低電力で寿命の長いレミライトLEDと比較した場合、消耗品を含めて計算するとその差額は大きな額になります。

しかしLEDにもデメリットはありますので色々な要素を含めて検討するべきでしょう。

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毎日12時間点灯で
25日営業だった場合の計算表

レフライト400×150を2個使用した場合 レミライトLED300×300
電力 100×2
200W
2W
1ヵ月の電気代 1,320円 13.2円
1年間の電気代 15,840円 158.4円
5年間の電気代 79,200円 792円
消耗品代 1,050×9×2
=18,900円
0円
5年間の合計 981,00円 792円

※全国10電力会社の平均単価(1kWh=22円:税込)での計算です

他にもメンテナンス作業代がかかるんです

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電気代と消耗品以外に忘れてはならないのがメンテナンス時に掛かる人件費などの費用です。

例えば内照式のサインでは蛍光灯の交換といったメンテナンスが発生しますが、交換作業自体が結構な工事となり、費用がかさむケースがあります。

具体的には高所作業車の使用などがそれにあたります。

でも大丈夫!
工夫次第で作業コストも抑えられます!

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掲載写真のようにFF(フレキシブル)シート、アルミ扉開閉式の構造にしておけば楽にメンテ作業が行えます。

従来構造の電飾サインでは、この規模になると足場や高所作業車が必要となり、人手も二人以上必要と消耗品どころではない大変な費用が掛かってしまいます。

しかし、こういった工夫のある仕様なら一人でも行えますので作業コストをぐっと抑える事が可能です。カントラ工房ではこうした工夫あるサインも含めて総合的にご提案致しますので安心してお任せ下さい。

サイン計画の参考解説
(設置時の目安に)

視距離による必要な
図記号と文字の大きさ

(A)視距離 (B)図記号の基準枠寸法 (C)和文文字高 (D)英文文字高
40m 480mm角以上 160mm以上 120mm以上
30m 360mm角以上 120mm以上 90mm以上
20m 240mm角以上 80mm以上 60mm以上
5m 60mm角以上 20mm以上 15mm以上
1m 35mm角以上 9mm以上 7mm以上

図記号と文字の組み合わせ比率

サイン提出位置の原則

近くから観察するサイン